にっこりごあいさつ

 当地方も、過疎、少子化、超高齢化が現実となって来ました。加えて、国の方針として、病院医療から在宅医療への転換が始まろうとしております。病院(病床)は機能分化の名の下に、高度急性期、急性期、回復期、慢性期病床に分けられます。高度急性期/急性期病床数を絞り、急性期を脱したら、なるべく早く回復期/慢性期病床に移し、固定したら在宅医療にと言う方向になります。当然慢性期病床が多く必要となるところですが、当地方に今ある総病床数で、急性期病床を慢性期病床に変換しても、いきなり介護施設/在宅介護とならざる方も出そうな予想下にあります。

 順を追って経過をみるには、各病院(病床)間で緊密な連携が必要であり、それがあって有効な病床利用ができ、病床が足りない部分を緩和できるかもしれません。さらには在宅医療となっても、充分な医療・介護・福祉・地域からの包括的な支援が持続的に提供される事が必要です。

 そこで当医師会では、在宅医療推進センターを立ち上げ、ICT(通信技術を使ったコミュニケーション)を使い、医療関係者のネットワークを作り、ひいては介護側とも繋がり、医療・介護側の問題は当センターで対処し、さらには行政(市民は市役所や包括支援センターへ相談します)とも繋がる事を目指しております。

 今回当センターの中核ともなるホームページ“がんぎネット”を立ち上げました。当センターの役割も、メニューを見ていただければ概略解っていただけるかとも思いますが、お願いしたい事は、なるべく多くの施設、関係者の皆様に参加していただきたい事です。なにとぞよろしくお願いします。

一般社団法人 上越医師会 会長 早津正文